シェルチェアのエルゴノミックデザインを最大限に活かす座り方④ー(2)良い姿勢で座るとは?

イームズシェルチェアのエルゴノミックデザインを最大限に引き出す座り方④
人間工学に基づく椅子の選び方「イームズ シェルチェア 疲れる」は本当か?
をこれまで考えてきました。

シェルチェアのエルゴノミックデザインを最大限に活かす座り方③ー(1)人間工学に基づく椅子の選び方では、身長160cm以下の小柄な方は、シェルチェアを利用する際、ヒールのある靴を履いて利用する、カフェや屋外のミーティングコーナーなどではシェルチェアの座面高の高さも気にならないでしょうが、長時間使用する場面では、スタッキングベースの足を切り、座面高を低くするなどの工夫が必要ではないかと考えました。

それでは、次にシェルチェアのエルゴノミックデザインを最大限に活かす座り方④ー(2)として、良い姿勢で座るとは?どのような姿勢かをみていきましょう。

良い姿勢で座るとは、頭蓋骨の重さを身体の中で一番大きい骨である骨盤で支える姿勢のことです。

立ち姿勢とも共通しますが、猫背や反り腰になっていると、頭蓋骨の重さが腰や背中の筋肉に伝わるため、腰痛や肩こりの原因になります。
どのような椅子に座るときにも共通することですが、頭蓋骨の重さを骨盤で支え、身体に負担がかかりにくい良い姿勢で座りましょう。

では、どうしたらよい姿勢で座れるのでしょうか。

簡単な確認方法があります。

腰をかけ、まずは縦方向に、鼻とお臍を結んだラインが一直線上にあるかを確認しましょう。

次に横方向に、耳と肩のラインが一直線上にあるかを確認しましょう。

この縦横両方の身体のラインが整っていると、背骨の角度が美しいS字カーブを描き、頭蓋骨の重さを骨盤で支えることができます。

 

背骨の角度が整うと、背骨の緩やかなサスペンション機能が発揮され、頭蓋骨の重さを分散させながら身体に負担をかけずに座ることができます。
また体幹にある大きな筋肉、腸腰筋や腹斜筋、他多くの筋肉で背骨を支えることもできます。さらにお臍と骨盤底筋の間にある丹田と言われる身体の重心に腹圧をかけることができるため、身体の安定感が増します。

良い姿勢は落ち着いた物腰につながり、身体も楽!良いことがいっぱいですね。

いかがでしょうか。

姿勢は確認できましたか?

ただし、この確認方法、皆様にお伝えするとどうもかなり緊張をされてしまう方もいらっしゃるようです。

「気をつけ」の姿勢のように直立した状態に。

それでは体がこわばり、疲れてしまいます。

縦横方向の身体のラインを確認したら、ほっーと一息、大きな深呼吸をして、身体の力を抜くことをお忘れなく。

リラックスした安定した状態で腰をかけ、体も心も軽やかに!良い姿勢でお過ごしください。

姿勢が整って来たら、その姿勢を長く保ちたいものです。

シェルチェアの場合、作られている素材がFRPや樹脂でできていますので、
座面が滑りやすいことで、姿勢が保ちにくいことが考えられます。

 

次の(3)では、シェルチェアの座面を滑りにくくする工夫を考えていきます。

(3)シェルチェアの座面を滑りにくくする工夫

お楽しみに!

関連記事